おはこんばんちわ!ちょめじです。
好きな映画は、タランティーノ作のジャッキーブラウンです。
今回は動画視聴時に視聴者のCPUを使ってマイニングさせるプロダクトBITTUBE/ビットチューブを調べてみました。
動画を視聴して実際マイニングされるかもやってみました。
BITTUBE/ビットチューブとは?
BITTUBE/ビットチューブは動画配信等がメインのスペインの会社が発行した仮想通貨です。
Youtube等は再生時に広告が流れたりしますが、BITTUBE/ビットチューブの場合は、視聴者のパソコンの余っている計算能力を使って仮想通貨をマイニングして収益を得ています。
BITTUBE/ビットチューブ技術情報
- コイン名:TUBE
- 発行上限:10億枚
- ICO:なし
- プレイマイン:なし
- アルゴリズム:cryptknight
- 取り扱い取引所:Livecoin,Bittrex,Upbit
- 公式サイト:https://coin.bit.tube/
- ホワイトペーパー:https://coin.bit.tube/whitepaper.pdf
- テレグラムch:https://t.me/ipbcenglish
※ちなみに元々はIPBCという名前でしたが今はBITTUBEに変わっています。
ビットチューブの著作権について。
日本語の動画は無いですが、映画やドラマ,アダルト等を配信してます。
ホワイトペーパーには著作者に有益になる技術が使われている事が書いてあります。
ただ、個人的に思うのはYouTubeで使われているコンテンツID技術が悪意のあるユーザーによって、検閲を回避出来てる現状なので結局はイタチごっこだと思います。
今やYouTubeで音楽が無料で配信される時代。
CD等のメディア販売に関してはオマケ等を付けて枚数を稼ぐしか方法は無くなりました。
おそらく、漫画村やBITTUBE/ビットチューブ等のサイトは今後も増え続けてコンテンツの在り方は、音楽データ等と同じ様になるのではと個人的に思っています。
その他に個人間送金サービスが増えて定着すればプラットフォームを介さずに報酬を投げあえる時代が来るのかなとも思っています。
実際に電子決済サービスのPayPayを使ってクリエータに投げ銭をする文化も流行り始めています。
IPFS
技術的に説明しろ!と言われても勉強不足なので細かくは説明できませんが、IPFSとはP2P分散ファイルシステムなのです!
なのです!って言ったけど、俺すらよくわかってないから概要をまとめてみた。
>InterPlanetary File System (IPFS)/ウィキペディア
>>Peer to Peer (P2P)/ウィキペディア
ビットチューブのIPFS
- ビットチューブのサイト自体(htmlデータ)が分散化してる。
- ファイル(動画データ)も分散化してる。
- 視聴者がアクセスする時に分散してるのを集めてサイトを表示。
ブンサンカブンサンカって言ってもなんのこっちゃ。
この辺はビットコインに近しい物があるので個人的に分散化のメリットを考えて見ます。
分散化のメリット
- サイトが分散化してP2P上で表示してるのでリージョンが無い。
- サイトが分散化してるので落ちない、消せない、検閲出来ない。
- ファイルが分散化してるので、世界のどこの場所でも比較的表示が早い。
この中でも個人的に、検閲が出来ないのが素晴らしいと思います。
良くも悪くも今のネットは、Google様を意識した同じ様なサイトしか無く、SEOを意識して自分のサイトに【おっぱい】や【ちんちん】等と気軽に書けない堅苦しい物になってると思うので、全部分散化して欲しい次第。
実際に動画見てみた。
BITTUBE/ビットチューブで動画を見たら、どんだけCPU使われるかをやってみた。
通常時のCPU使用率
ブラウザを開いただけの状態。
3~5%の使用率
Youtube視聴時
YouTubeで動画を視聴してる状態。
5~8%ぐらいの使用率。
ビットチューブ/Bittube視聴時
ビットチューブで動画を視聴してる状態。
8~12%の使用率
数%の差は動画のサイズがYouTubeよりビットチューブの方が大きいのが理由だと思います。
結果、視聴時のCPU使用率はYouTubeと変わりませんでした。
その後、20~30分間隔でめっちゃ重くなる。
しばらく動画を付けっぱなしにしていると、動画が止まるぐらい重くなる時がありました。
その時にCPU使用率を確認してみる40~50%の使用率で動き始めました。
バックグラウンドで動いてる物も無いので、おそらく20~30分の間隔で視聴者側のCPUを使用しているのでは?と思います。
CoinHiveの場合のCPU使用率。【おまけ】
ちなみにビットチューブではありませんが、サイト上にプログラムを埋め込んで閲覧者にマイニングさせるCoinHiveが実装されているページにもアクセスしてみました。
アクセスすると【あなたのPCでマイニングをしていいか?】の画面がまず出てきます。
許可を出すと、その後サイトにアクセスする度にマイニングが自動的に始まります。
CPU使用率は81%でした。
同時に動画視聴もギリギリ出来てたので、ブラウジングだけなら問題ないレベルでしょう。
ちなみに通常のCPUマイニングの場合、特に何も設定しないとCPU使用率は100%を維持して掘り続けます。
同じ様にWEBブラウザ上で採掘をするコインハイブを使った募金サイトもあります。
実際にどのぐらいCPUを使うのか検証した記事↓
公式サイトでマイニングも出来る。
公式サイトから会員登録をすれば、動画を見ずに直接マイニングも出来ます。
マイニングで得たコインはサイト内の有料コンテンツを利用する時に使えるそうです。
当然、貯めたコインは外部ウォレットに送金出来ます。
BITTUBEを3000円分購入。
実体験を元に仮想通貨を学ぶブログなので、いつも通り紹介するコインは自腹で購入します。
今回はLivecoinで購入しました。
購入時レートは 1TUBE : 12JPY
250TUBE購入しました。

BITTUBE/ビットチューブまとめ
今回はBITTUBE/ビットチューブを紹介してみました。
サイトにアクセスして実際に動画を視聴出来るので、この通貨がどんなプロダクトなのかホワイトペーパーを読まなくても、理解出来ます。
ただ、公開されている動画を見ても視聴されているViews数が1000に満たない物が多いので、まだまだ道のりは険しいのかなと思います。