詳しい知識や資金をあまりかけずにマイニングする方法です。
大量のGPUやASIC等を購入してマイニングするのではなく、自分のPCでも簡単にマイニングが出来る方法です。
マイニングについての仕組みや方法は以下の記事で紹介しています。
https://bitcoinhold.net/mining/
ナイスハッシュ/Nicehashによるマイニング。
ナイスハッシュは自分のパソコンのCPUやGPUを使って計算処理をするソフトです。
SELLはナイスハッシュのソフトを介して接続し、自分のPCの処理能力を他人に販売する行為です。
あくまでもナイスハッシュにソフトを通して処理能力を販売してるだけです。
ただ、必要な物が少なくすぐに始められるのでとても簡単です。
ナイスハッシュのメリット。
- ソフトをダウンロードして簡単に始められる。
- 一番効率の良いコインを自動的に切り替えてくれる。
- 使用するウォレットがBTCのみで平気。
この中でも【効率の良いコインに自動的に切り替えてくれる】のが一番のメリットです。
通常のマイニングは決めた通貨のみを採掘し、その時の収益性を考えて手動で切り替えます。
コインの価格を確認して難易度を確認して電気代を計算して。
そんな事をしているぐらいならナイスハッシュで自動的にしてくれた方が楽という場合もあります。
ナイスハッシュのデメリット。
- 普通のマイニングではかからない手数料が数パーセントかかる。
- 報酬が正当な金額かは究極的にはわからない。
- 貯めていたBTCがハッキング等の被害に合う。
- 起動中は基本的にパソコンで作業は無理。
- 20万ぐらいする高性能なPCでも出金金額まで貯めるには最低1か月はかかる。
- 違うコインにスイッチングする時に負荷がかかり落ちる事がある。
色々問題もありますが、自動的に収益の良いコインにスイッチングしてくれるので楽です。
また、安定的に使うにはアフターバーナー【afterburner】という、オーバークロックツールも使いましょう。電力消費量、コアクロック、メモリクロック、ファンスピード、それぞれを調整しないと絶対に赤字になります。
ナイスハッシュの始め方。
公式サイトからソフトをダウンロードし、自分のPCにインストールします。
自分のBTCアドレスを設定し、起動すると最初の何分かはベンチマークを取ります。
ベンチマーク終了後に実際の採掘を開始します。
※ベンチマークとはPCの性能がどれぐらいかを図るテスト。
その後は、ネットに繋いだまま放置すれば自分のPCで掘り続けます。
報酬はナイスハッシュのウォレット内に貯まりますが、一定以上、貯まらないと出金出来ません。
マイニングリグの作成については他の記事で書いています。
https://bitcoinhold.net/miningrig/
処理能力は売る物ではなく買う物。
掘る以外におススメなのが、ナイスハッシュでBUYを使う事です。
0.005btcから購入が出来ます。
買うのは通貨毎では無くアルゴリズムベースで購入していきます。
購入するタイミングは2つ。
- ブロック報酬が多く設定されている通貨の新規発行時に全力で掘りに行く。
- 採掘難易度が低い時に大量の処理能力を引っさげて掘りに行く。
そしてその他の禁断の方法としては・・・。
大量のハッシュレートを武器にチェーンに攻撃をかけて巻き戻しを起こさせて取引所から通貨を盗む。
実際にあった手法です。
ナイスハッシュという存在は実はブロックチェーンにとっては脅威でしかありません。
まとめ
どの方法もお手軽ではありますが、ちゃんとしたデメリットが存在します。
また、入口は簡単に見えますが奥は深いです。
仮想通貨は単に買うだけではなく、使ったり渡したり捨てたりする事で価値が上昇したりもします。色々調べて楽しんでみてください。